世界の太公望 静かなる川のチャンピオン、ユーロニンフ 、チェコニンフ 、ワールドフライフィッシング チャンピオンシップの世界

5月25日~28日

5月25日

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いよいよ、スロベニアへ向け日本を発つ。時間の許す限りプラクティスはやってきた。果してその成果が出るだろうか?期待と不安を胸に成田空港でボーディングタイムを待つ。
AM10時25分成田発のスイスエアーラインで、まず、チューリッヒに向う。12時間半のロングフライト。その後チューリッヒで乗り換え、スロベニアのリュブリャナを目指す。

チューリッヒ空港到着

12時間半に及ぶロングフライトでチューリッヒに到着。
更にここで、6時間以上待つことになる。(長い・・)

空港内のマルシェというところで、食事。ソーセージとチキン、アジアンヌードルを注文。
これで、約3000円。ユーロ安なのだが、高い。
ちなみに、コーラの500mlが500ユーロ。約500円強。ん~、バカ高い。

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リュブリャナへ

日本を発って約21時間、ようやくリュブリャナへ到着。
現地時間ですでに23時を回っている。今夜の宿、Rooms & Apartments Janaのオーナー親子のお出迎えでjanaへ。ようやく一息つく。シャワーを浴び就寝。

昼間のリュブリャナ空港。
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5月26日

早朝、アメリカから参加のMさんと合流し朝食。情報交換をする。
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その後、AM9時にリュブリャナ空港にあるレンタカー屋さんでレンタカーを借りる。レンタカー屋さんの2人の女の子は15分遅れで出勤。悪びれる素振りもなく明るい。スロベニア時間の洗礼を受ける。でも私はこういうノリは結構好き。Take it easy!
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グーグルマップのプリントアウトを見ながら、次の目的地「Hotel Center」へ向かう。

右側走行の高速をひたすら北上し、リュブリャナからBledという町を目指す。(高速道路は当然のようにFree!フォルクスワーゲンでぶっ飛ばす!)
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Bled

高速の下り口を間違えUターンしながら、それでも順調にブレッドに着いた。

1000年以上前に建てられたブレッド城とブレッド湖
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ここは有名な観光地のようで、たくさんのツーリストで賑わっていた。日本人の団体さんもちらほらと。

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Hotel Centerへ到着

これから6月2日までの滞在拠点となるhotel Centerへ無事到着。
昨日から来ていたIさんと合流。

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アットホームな感じの心落ち着くホテル。

5月27日

プラクティスの初日である。どんな川でどんな釣りが出来るのか、静かな興奮が胸をざわつかせる。AM8:00、ガイドのノバークがHotel centerに来る。
事前のやり取りではプロのフライタイヤ‐であり、そのフライは独創性もありローカルの情報にも精通していそうだ。挨拶を済ませ、ノバークの車に先導され川へ向かう。

途中ブレッドにあるフライショップに立ち寄りいざ川へと思いきや、ノバークの車が見当たらない。我々が細い道でUターンしている内にドンドン先に行ってしまったようだ。つまり我々は置いて行かれた・・。探したが見当たらないのでその場で15分ほど待っていると、ノバークが戻ってきた。
「Oh~Sorry・・・Oh..」
両手を合わせ申し訳なさそうな顔でお辞儀をする。悪い奴ではなさそうだ。
初日だし、ノバークはノバークでテンションが上がっているのだろう。(その後、同じような状況に何度も合されるとは、この時想像だにしていない・・)

右からノバーク、Mさん、私(River savaにて)
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Main saba Practice

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橋の上から見た限りでは、左岸(写真右)は2m以上あるような深さがある。おそらく大物はこういう深みに潜んでいるのだろう。こういう場所はストリーマーだ。ニンフィングでは限界がある。
そこでまずは、写真の左下からチェックニンフィングで釣り上がってみる。
すぐに反応があり、20cmあるかないかの小さなグレイリングがヒットする。続けざまにレインボーが私のニンフをひったくる。なかなかいい出だしだ。

想像以上に流れは速く重く強い。膝くらいの浅瀬でも油断すると体を持って行かれそうになる。しばらく釣り上がると、大きな沈み石があるポイントに。
この沈み石の下流のえぐれには必ず付いていると読み、念入りにタングステンヘッドのニンフを底にトレースする。

※この時、沈み石に当たり巻き返している流れにフライを乗せ、更にえぐれているポイントの底を確実に取らなければならない。フライの重さの選定、そしてフライをどこに落とすかが勝敗を分ける。

3投目で、いい所に入った。フライは巻き返しの流れに乗って素早く沈んでいく。エグレの一番深いポイントに差し掛かったとき、更に沈め底を取る為に、張っていたラインを一瞬だけフッと緩めセカンドフォールを掛ける。その瞬間、ガッと襲撃が走りフッキングに成功する。ストロングな引きの魚は、レインボー約35cmだった。

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次に橋の上流、左岸側に移動する。対岸まで100m近くあるであろう本流では、ポイントを絞ることさえ容易ではない。途方にくれそうになるが、ガイドのノバークは、岸から木がせり出しているその下の浅瀬に魚が付いていると言う。人の行き来も多そうなこの浅瀬に魚は付いているのか?と半信半疑になるも、郷に入りては郷に従えと、そのポイントをチェックニンフのラインシステムで、フレンチアプローチでトレースしてみる。数等目で、「グゥン」とロッドに電気的衝撃が走り40cm弱のレインボーのフックセットに成功する。その後も、数匹同じトレースでレインボーとブラウンを追加する。なるほど、確かに見落としそうなこのポイントに魚は付いてた。ノバークの情報はなかなか確かなものだった。その後、何箇所かポイントを変えながらチェックニンフィングでブラウンとレインボーを掛け、初日のこの日、午後からの短時間で9匹をランディングすることができた。フライのチョイスと釣り方が合っていた事を証明でき、手応えを掴んだ。
他のメンバーに釣果を聞けば、首を横に振る。どういう釣り方にすればいいのか、迷いがあるようであった。

釣りを終える頃には私の声はガラガラにかすれていた。風邪にやられたらしい・・。



5月28日

昨日からの風邪で私は、朝から咳き込んでいた。若干の微熱と喉の痛みぐらいなので、釣りに出かけようと思っていたが、メンバーの提案でこの日は休養したほうがいいだろう、という事になった。(こじらせて高熱でも出してしまったら元も子もない、他のメンバーも旅(時差)と釣りの疲れが出ている模様。いかんせん我々は若くはない)

この日は、ノバークに加えジューロという凄腕(前評判では・・)のガイドに案内してもらうはずだったが、8時前にホテルに来た2人に事情を話し了解してもらう。

午前中はゆっくり静養し、午後から大会ホテルのあるボヒニという街へ繰り出す。ここから15分ほど車で下ったところにある。お昼ご飯と私の風邪薬が主な目的。大会ホテルの下見もする。

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街の中心にあるレストランで昼食を取る。まあまあボチボチといった味。日本人の器用で繊細な料理の味付けを改めて思ったりする。

小さなバザールをやっていた。
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Hotel Centerに戻り早めの夕食を取り、21時半頃に日本から到着するKさんをリュブリャナ空港まで高速をぶっ飛ばし迎えに行く。戻ってきたら、既に23時過ぎ。

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